衝撃のラブ・サスペンス『私の夫は冷凍庫に眠っている』の魅力

夫を殺したはずなのに、翌朝帰宅した――。

結婚以来、夫・亮の暴力に耐え続けてきた夏奈は、ある夏の日、ついに亮を殺害する。死体の隠し場所に困った夏奈は、亮の遺体を物置の冷凍庫に隠す。しかし翌朝、何事もなかったように帰宅したのは――殺したはずの亮だった。

しかも、暴力的だった亮は、人が変わったように優しくなっていた。いったい何が起こっているのか？笑顔を向ける亮に恐怖する夏奈。そして、夏奈の心の中に「もう一度、殺るしかない」という想いがよぎる……。

人気小説サイト「エブリスタ」発の話題作

『私の夫は冷凍庫に眠っている』は、人気小説投稿サイト「エブリスタ」から生まれた作品で、男と女の愛と憎しみを描く衝撃のラブ・サスペンスとして話題を集めた。2021年5月に小学館文庫から刊行され、さらに実写ドラマ化もされるなど、多くの読者を魅了している。

読者を惹きつける心理描写と緊張感

本作の魅力は、何と言ってもその緊張感あふれるストーリー展開と、登場人物の心理描写だ。夏奈の恐怖と混乱、亮の変貌、そして物語が進むにつれて明かされる驚愕の真実――最後の一行まで目が離せない。

まとめ

『私の夫は冷凍庫に眠っている』は、愛と憎しみが交錯する衝撃のラブ・サスペンス。予測不能な展開と心理描写が読者を惹きつけ、最後まで息をのむ展開が続く。まだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてほしい。